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We love Conservatism. 奈津美の政治解説 白熱教室(第一回)

拓也2 (拓也)

  はじめまして。

 僕の名前は拓也です。

 このサイトでは、小中高校生の皆さんを対象にテレビや新聞で報道さる政治や社会の問題の中から特に重要な内容を取り上げて、皆さんに「本当のこと」が理解できるように解説するつもりだよ。

どうぞよろしくお願いするぜ!

奈津美2 (奈津美)

 はじめまして皆さん!

 私の名前は奈津美です。

 幼なじみの拓也と一緒に政治や社会の問題の解説に挑みます。

 どうぞよろしくお願いしますね ♡

 

 それでは早速ですが第一回目、今日の解説を始めましょう。


 【ニュース解説No.1

 
  核抑止力肯定も「核の傘」矛盾に懸念…北や中国賛同せず 岸田外相

 (産経新聞2013.10.12 付)

   

     
 岸田文雄外相は11日の記者会見で、核兵器の不使用を訴えるため有志国が国連の場で準備を進めている共同声明に賛同する方針を正式に表明した。「わが国の厳しい安全保障環境の兼ね合いで関係諸国と協議を続けた結果、適切な修正が行われた」と述べ、共同声明に参加しても米国の「核の傘」に頼る安全保障政策に支障は生じないとの認識を示した。

 
 日本は4月の核不拡散条約(NPT)再検討会議で同趣旨の共同声明の賛同を拒否した。周辺で核・ミサイル開発をやめない北朝鮮や核を保有する中国を前に、核の不使用を一方的に宣言するのは危険すぎるからだ。

 ただ国内では被爆地の広島や長崎を中心に「核廃絶を目指す日本の政策と矛盾する 」との批判が噴出。広島出身の岸田氏が草案の起草役となったニュージーランド外相に文案の修正を直談判するなど、賛同への環境整備を進めてきた。

 声明の具体的な修正案は明らかになっていないが、政府関係者は「『不使用を目指す』などの理念的な内容が多く、核の抑止力にも一定の理解が示される。各国の安全保障政策を直接縛る中身ではなくなった」と説明する。

 しかし、共同声明には北朝鮮や中国は賛同しない見込み。不安定さを増すアジア太平洋地域で、米国の「核の傘」に頼らざるを得ない中、日本だけが核不使用の強いメッセージを出すには細心の注意が必要となる。

     
 

拓也2 さて奈津美、安倍首相は本当にこの「核兵器廃絶」声明に署名するつもりでいるのかな?


奈津美2 さあ?一部の報道では、この声明が「いかなる状況下でも核兵器を使わないこと」を求め、核兵器の非人道性は「最初に使われた瞬間から明白になった」と述べることで広島の原爆被害の悲惨さを強調している、と言っているわね。

 これが本当なら、ずばり、かなり問題あり、でしょう!

 拓也2 でもさ、一部の新聞・マスコミや平和擁護の団体などは、このニュースを大々的に取り上げて喝采するあまり、「核兵器の廃絶」を勝手に「核の廃絶(原子力発電などを含む)」にすり替えて宣伝しているよ。
 
 

 こういうのを「嘘宣伝」って言うんだね。

みんなは「嘘宣伝」には騙されないように注意しようね!

奈津美2 確かに、拓也の言ったことも「嘘宣伝」なんだけど、このニュースの中にはもっと大きな「嘘宣伝」が含まれているの。

世界で唯一の被爆国の国民として私だって「核兵器廃絶の理想」を掲げることは当然の感情だと思うしそれには賛同できるわよ。

だけど、現時点でこの共同声明への日本国の参加が「核兵器廃絶の理想」の実現に貢献すると結論づけるような論調は「嘘宣伝の一つ」とみなすべきだと思うわ。

その理由をこれから説明していくわね!

拓也2 奈津美、とても意味深な言い方だね。

 僕は回りくどいのと難しいのは苦手だから、できるだけ簡単に説明してくれよな。

奈津美2 ええ拓也。

この問題の詳しい説明は本当は大変複雑になるのだけど、ここでは要点を最小限に絞って簡単に説明してみるつもりよ。

拓也はフォローをよろしくお願いね。

第一番目の嘘からね。


 この「核兵器廃絶」声明への日本国の参加について、いわゆる「左翼・極左主義の人々」が言っている「広島と長崎の原爆投下の惨禍を二度と繰り返さないためにも、日本国政府は声明に率先して参加すべきだ!」とか「唯一の原爆被爆国としてこの声明に日本国政府が署名しないのは無責任で愚かなことだ!」などという批判は実はまったく妥当性がなくて、事実を隠ぺいした「嘘」であることを知るのが重要なのよ!


 そして実はね、そのような批判こそ、この問題の本質的な部分に対する「無責任」「愚かさ」の現われだということを小中高生のみんなが正しく理解できるようになってもらうのが、今回のニュース解説の目的にほかならないのよ。

なぜなら、国際法を平然と無視する極東悪徳3国家(ロシア・中共・北朝鮮:すべて核保有国かつ元・現共産主義国です)がこの声明に参加しません(他の核保有国もインドを除いては参加の可能性すら示していません)。

このような状況の下で日本国の声明への参加が世界の「核兵器の廃絶」に寄与することなど万が一にもあり得ないのです。


 当然のことですが「核兵器を使用しない」あるいは「核兵器を廃絶する」ことを実効的に可能にできるのは「核保有国(核兵器を持っている国)のみ」なのです。

現時点では、ほとんどすべての核保有国がこの声明に参加しない見込みですから、声明の内容がもつ実効性(力)はほとんどゼロに近く、声明に署名(参加)しない核保有国は平時でも戦時でも、この声明の内容に拘束されることはありません。


 つまり、この声明に日本国が署名(参加)したからといって「核兵器の不使用」や「核兵器の廃絶」に資する可能性などほとんどないのです。

拓也2 奈津美、でも、それだけが理由なら小中高生のみんなは「日本国は声明に参加くらいしても問題ないんじゃないか? 
 日本国は唯一の被爆国ということもあるし…。」と考えるんじゃないかなあ…。 

他にもさらに重大な問題があるんじゃないの?

奈津美2 そうよ、拓也。

実はね、この「核兵器廃絶」声明と同趣旨の宣言や声明への日本国の参加問題は、今に始まった問題ではないの。

そういった運動は、終戦後、冷戦時代を経て現在に至るまで、ずっと続けられてきたものでずっと保留されてきた問題なのよ。

そして、この事実を隠していることが「左翼・極左主義の人々」の第二の、より重大な嘘なのです。


 実はね、今回の「核兵器の廃絶」声明の原点は1950年にソ連共産党と世界の共産主義諸国の同志たちが集まって開催した、ストックホルム会議(正式名:世界平和擁護者会議常設委員会第三会議)で採択された「ストックホルム・アピール(米国の原子兵器の無条件禁止を要求する檄文)」にあるの。


 このストックホルム・アピールはソ連や各国共産党が宣伝する「原爆戦争」に恐怖を感じている一般大衆に訴え、「原子爆弾の製造など」で劣勢にある社会主義の祖国・ソ連の防衛に役立たせる目的でなされたもので、表現を簡単にして容易に大衆に受け入れられるように仕組まれたものでした。


 また、このストックホルム宣言では核兵器の国際管理が主張されてはいるけれど、ソ連自身は一貫して原子力管理が自己の領土にまで及ぶことは認めませんでした。


 その証拠に、ソ連は1949829日に「原爆実験」に成功したところでしたし、その後も着々と核兵器開発を進め、1953820日には「水爆実験」成功の発表をしています。


 ストックホルム・アピールが1950年だから、アピールの内容とソ連の政治行動の実際がいかにかけ離れていたかがわかるよね。


 要するに、1950年のストックホルム・アピールは、核兵器を開発製造するソ連などについては一切言及せず、原爆を最初に使用した米国のみを戦犯として批判する国際世論を形成し、米国を中心とする自由主義(西側)諸国の動態に世界の注目を集中させ、その間に核兵器後進国であったソ連の核兵器開発を促進し、米国に追いつき追い越すための戦略であり、「ソ連と共産主義(東側)諸国のみの利益に合致」するものだったのです。


 当然、ソ連側に「核兵器廃絶」などの意志など全くありませんでした。

例えば、1950315日の世界平和擁護者会議では原子力の国際管理を主張しながら、それが「米国に対する批判」である主旨を次のように表現しています。

 
 「われわれは侵略と人間を大量に殺戮する兵器としての原子兵器の無条件禁止を要求し、この決定実施にあたる厳重な国際管理が確立されることを要求する。われわれはいかなる国に対しても原子兵器を最初に使用した政府を戦争犯罪人と考えるであろう。われわれは全世界の善意の人々がこの檄に署名するように呼びかける。」『原子兵器の禁止および第二回平和擁護者大会の開催に関する呼びかけ』(出典:1950315日、世界平和擁護会議常設委員会総会資料)


 そして、このストックホルム・アピールののち、全世界の共産党系の組織がこの檄文に対する一斉行動として、「反核兵器」「反核」の署名集め(運動)を展開し始めたのです。


 これが「核兵器廃絶」運動、「反核」運動の原点であり、その目的からして当然ですが、ソ連(現ロシア)や各国共産党側に「核兵器廃絶」「反核」の意志など端から存在していなかったのです!

拓也2 わかったぞ、奈津美!

要するに「核兵器廃絶」「反核」運動の始まりは、ソ連を祖国とする世界の共産主義諸国側の「核兵器開発」の進展(追いつけ追い越せ)が真の目的だったんだ!

その時間稼ぎのために宣伝煽動によって、国際批判を米国と他の資本主義諸国に向け、軍備増強を妨害・阻止し、西側軍事力の弱体化を図るための戦術(方便)だったということだね!

なるほど、だから今回の「核兵器廃絶」声明もこの運動の延長線上にあって、ロシア(旧ソ連)、中国(共産党)、北朝鮮(朝鮮労働党)などは声明に目もくれないんだね!


 日本国の「左翼・極左主義の人々」が、核兵器や原発に関して、米国・米軍などに対しては徹底的に批判するけれど、これら悪徳3国の主張や行動を全く批判しないのも辻褄が合うね!

奈津美2 そうよ、拓也!

だから今回の「核兵器廃絶」声明への日本国の参加の深刻な問題はそこにあるのよ!

つまり、この声明の文言(表題もふくめ)の表現次第で、それが日米同盟の核抑止力を削ぎ(あるいは実効力を弱め)、日米同盟の防衛力を事実上デカップリング(分断)させようとしてきたロシア(旧ソ連)・中国(中国共産党)・北朝鮮の罠に自ら嵌るという愚行を犯す危険が極めて高いということ、これが極めて重大な問題なのよ。

そして、もしそうなれば日米同盟の抑止力の弱体化が生じ、将来悪徳国家が日本国に対して広島・長崎の惨禍を繰り返す危険性(可能性)が、声明署名(参加)前よりも高まることはあっても、より低まるということには決してならない。

 だから、日本国・日本国民に利益(メリット)は何も保障されないということなのよ。
 
拓也2 OK!

ここまで考えてみると「左翼・極左主義の人々」の「広島と長崎の惨禍を繰り返さないためにも日本国は声明に率先して参加すべきだ!」とか「唯一の原爆の被爆国として声明に署名しないのは無責任で愚かなことである!」という論理がそれ自体、歴史事実を隠蔽し、結論をひっくり返した「嘘」にすぎないんじゃないか?とだんだんわかってきたような気がするぞ!

 拓也2 でもさ、奈津美!

 日本国民の中には、実際に広島・長崎に原爆を投下した米国は「悪徳国家」で、旧ソ連や共産主義諸国は自分の悪徳行為が外見上目に見えないように隠蔽して、わかりにくくしてしまうから、あたかも彼らが「善徳国家」であるかのように考えている人が意外と多いようだよ。

 やはり、世界で最初に核兵器を用いた米国を嫌悪するのは日本人の感情なのかな?

奈津美2 そうね。

 ここは大変重要な問題だけど、同時に大変複雑な問題だよね。

 拓也も広島の原爆ドームや長崎の平和記念公園(沖縄の白百合の塔もサイパンの万歳クリフも)へ行ったことがあるでしょう。

 そこを訪れる世界中の人々はみんな、原爆(核兵器)の恐ろしさ・悲惨さと亡くなられた人々、生き残った人々の苦しみ、悔しさ、悲嘆を見て涙して原爆を投下した米国を憎み嫌悪するものです。

 奈津美も小さい時にそれらの施設・跡地を訪れた時はそうだったから、それは人間の自然な感情だと正直に思います。

 
 けれども、未来志向のために、皆さんはもう一歩前へ進んで冷静に考えられないでしょうか?

第二次世界大戦(欧州)も大東亜(太平洋)戦争も決して米国が仕掛けた戦争ではありませんでした。

また、それより遥か以前の1898年に米国はフィリピン領有後、海外領土の領有を全面放棄しています(侵略国家ではありません)。


 「左翼・極左主義の人々」は米国を米帝国主義(植民地支配の資本主義国)として批判しますがまったく歴史事実と合っていません。


 そして米国・米国民は、(理由はなんであれ)日本国から真珠湾攻撃で仕掛けられた太平洋戦争という熾烈を極めた戦争に勝利した後でさえ、敗戦国である日本国に領土も賠償金も一切要求することはなかったのです(戦後一時期は、GHQが日本国を占領はしましたが、戦争の後はいつの時代でもそういうものです。)


 そして何よりも、冷戦時から現在に至るまでの間、日米同盟と在日米軍の存在のおかげで、日本国の領土及び私たち日本国民の生命・財産・自由は、ソ連や中国(共産党)などの軍事力と侵略の意図から保護されてきたのです。


 私たちは大戦時には敵国であった米国の原爆投下という行為だけを見るのではなく、こうした大戦以前と大戦以後の親愛なる友人であり、かつ信頼できるパートナーとしての米国・米国民の友情や勇姿にも配慮して米国・米国民を評価していくべきではないか、と奈津美は考えるのです。

拓也2 そうだね。

そして、こうも考えられるよね。

つまり「核兵器を使用しなかった」という理由だけで第二次世界大戦中のヒットラーのユダヤ人大虐殺や大戦前・中・後のソ連(レーニンやスターリンなど)および中国(共産党)が、東欧・満州・アジア諸国と自国領域内で行った、他民族や自国民に対する非人道的な大虐殺行為が、米国の原爆投下よりも悪ではない、とは決して言えないぞ!ってこと。


 米国の原爆投下だけを取り上げて「米国(自由主義国)が悪であり、ソ連(ロシア共産党)、中国(共産党)、北朝鮮などは悪ではない」などと決め付ける共産主義者たちの言い分は間違ってるんじゃないか?!

奈津美2 大変重要な点に気付いたわね、拓也!

ソ連(ボリシェヴィキ)や毛沢東の中国共産党など、東側諸国(社会主義・共産主義)を支持してきた(今も支持している)「左翼・極左主義の人々」の言い分はこんな感じなの。


 いくつか例を挙げるわね!

 

 「この偉大な世界平和擁護者大会に参加したわれらは、われらがわれらの見解の自由を守り通したこと、および戦争宣伝をもってしてもわれらの理性は曇らなかったことをここに天下に大言するものである。われらは・・・相異なる社会体制の共存の可能性を確認する協定を破棄したのは誰であるかを知っている。」(1949年『全世界平和擁護者大会宣言』より。)


 「われらは、民族的独立とあらゆる諸国民の平和的協力、自由と平和の根本条件たる諸国民の自決権のために戦う。・・・われらは、社会意識を毒する戦争宣伝を完全に除毒すべく真理と理性を擁護する単一戦線を維持する。・・・われらは軍事的ヒステリー、人種的憎悪、諸国民の敵意を摘発し、新戦争の炎上を宣伝する機関紙、文学及び映画作品並びに個々の人物及び組織に対する断固たる非難及びボイコットを歓迎する。」(同)
 

 

「(ハ)平和に反対する行動を非難し、戦争点火者とその宣伝とに対する平和勢力の活動を協定する。諸国民の民族独立や民主主義的自由の侵害を目的として行われている侵略を抑止するために平和擁護者の全力を結集し、侵略と圧迫の犠牲者を援助する」(1949年『世界平和擁護者大会委員会の組織と活動に関する決議』より。)

 


 「日本帝国主義は過去において中国人民の敵であったし現在もなお敵であるが、日本人民は中国人民の友人である。日本と中国の両国人民は共通の敵すなわち日本帝国主義とその支持者である米帝国主義を持っている。またこの両国人民は共通の友人を持っている。共通の友人とは社会主義ソ同盟、人民民主主義諸国、さらにまた帝国主義に対して闘っている世界のプロレタリアートと抑圧されている人民だ。中国人民は日本人民の解放に大きな関心をよせている。」(195017日付『北京人民日報社説』「日本人民解放の途」より。)

 

 「いやしくもマルクス・レーニン主義と国際共産主義運動及び日本人民の解放運動に忠実で真面目な先見の明のある共産党員は、・・・批判及び自己批判の正しい方法を取り入れ、・・・同志野坂ならびにその他の同志・・・の誤りを正さねばならない」(同上)

 

「いかなるブルジョア支配下にあっても、ましてや米帝国主義の支配下にある現在の日本では国家権力獲得のための労総者の闘争は、はげしい革命的闘争以外にはありえない。議会は単にこの闘争における補足的手段、つまり敵を暴露する演壇として使うことができるだけだ。」(同上)

 

「(コミンフォルム機関紙1950年に掲載された野坂参三批判について)

私の誤りは、どこに思想的根源があるか。

(一)その根源は、目的と戦術のためにマルクス・レーニン主義的原則を軽視、または無視した点にある。・・・日々の闘争においては、いろいろの駆け引きや婉曲な言葉を用いなければならぬ。ところが、私は、これにあまりに拘泥して、原則を踏み外す傾向を生んだ。特殊性を強調しすぎて、原則を軽視した。

 この傾向は大衆に追従することからも生まれている。われわれは、常に大衆の先頭に立って、大衆を指導しなければならぬ。ところがおくれた大衆の意識程度や気分に迎合して、原則を忘れる傾向を生んだ。」(195026日付『アカハタ』「私の自己批判」より。)

 


 「一、アメリカの占領によって日本人民はいかに苦しんでいるか

 戦後、日本はアメリカ帝国主義者の奴隷となり、自由と独立はもとより基本的人権さえ失った。 ・・・彼らは占領制度を利用して日本人民を搾取しわが国から利益を搾り取っている。 ・・・奴隷的賃金が定められ、・・・工場においては苦悩に満ちた、堪えがたき〈労働制〉が支配している。 ・・・農村においては・・・重税の支払いのために彼等は土地と子供までも売らなければならない。 ・・・婦女子は売淫を余儀なくされている。 ・・・アメリカ帝国主義は日本の手と血によってアジアにおける自己の支配を獲得するために日本を新しい侵略戦争に引き入れようと欲している。 ・・・イギリスのような同盟国に対してさえもアメリカ帝国主義者は絞殺し、掠奪し、飢餓状態においている。 ・・・日本には新戦争の道が必要なのではなくて、平和愛好国、特に中国及びソ連との平和と協同の道が必要である。」

 (19511123日付『コミンフォルム機関紙』「日本共産党の当面の要求---新綱領」より。)

拓也2 どの資料を読んでも、いかにも米国や日本国などの資本主義(自由主義)諸国が「悪」で、ソ連などの社会主義・共産主義諸国と自由主義諸国内の共産党などが「善」であるかのようにカモフラージュされている…。

 だけど、小中高生の皆が読んでも、すぐに多くの点で事実と反していることがわかるよね。


 ところで、上記の様々な文書の内容は何であれ、例えば1950年前後の社会主義の祖国・ソ連(ロシア共産党)の国内状況の実際って、これらの文書資料に書かれているほどすばらしい状態(理想世界)だったのだろうか?

 僕には、ふとそういう疑問が湧くんだけどなあ…。


 ちなみに、米国のCommunist Control Act of 1954の前文では、共産党や共産主義者の言動について「事実認定」として次のように述べているよ。
  

 「(通常の)政党は公的な手段を通じて多種多様の個人的意見を調停することにより政党の政策と綱領を立案し、一般有権者にそれらを提示して賛否を問うが、共産党の政策と綱領は世界共産主義運動の海外の指導者によって秘密裏に規定される。
 
 共産党の党員には党の目的を決定する役割はなく、党の基本方針に異議を唱えることは認められない。」(Communist Control Act of 1954一部抜粋、邦訳は拓哉だよ。)
奈津美2
そうくるだろうと期待してたわよ、拓也!

  この奈津美さまが1930年代、40年代の旧ソ連の出来事の略年表を作成してみたから見てちょうだい!

 
 上記の様々な文書には、こんな表現が多々見られたよね?!

 
 ・「われらの見解の自由を守り通した」、 「われらの理性は曇らなかった」、

 ・「民族的独立とあらゆる諸国民の平和的協力」、 「自由と平和の根本条件たる諸国民の自決権」、 「社会意識を毒する戦争宣伝」、 「われらは軍事的ヒステリー、人種的憎悪、諸国民の敵意を摘発し」、

 ・「真理と理性を擁護」、 「侵略と圧迫の犠牲者を援助する」、 「常に大衆の先頭に立って、大衆を指導」、

 ・「戦後、日本はアメリカ帝国主義者の奴隷となり、自由と独立はもとより基本的人権さえ失った」、 「(米国占領下の日本国では)婦女子は売淫を余儀なくされている」、

 ・「(米帝国主義は)日本を新しい侵略戦争に引き入れようと欲している」、 

 ・「(米帝国主義者)は(同盟国)イギリスを絞殺し、掠奪し、飢餓状態においている」、 「平和愛好国、特に中国及びソ連」……。


 これらの文言(つまり会議室の机上の理論)と旧ソ連の出来事の概略年表(現実のソ連の姿)をじっくりと比較してみてちょうだい!!

 
 (ステファヌ・クルトワ/ニコラ・ヴェルト『共産党黒書「犯罪・テロル・抑圧〔ソ連編〕」』、恵雅堂出版より奈津美が作成したものよ。注)日付はモスクワ時刻だからね!)

  ソ連年表1  

 ソ連年表2

 

奈津美2 さて、小中高校生のみんなは、このソ連(ロシア共産党)の略年表を見てどう考えるかな?

 これが私たちの日本国が目指す理想の国家像でしょうか?!


 「共産主義の理論(方便)」と「現実の政治(歴史)」はまったくかけ離れ(これを「虚偽」「虚構」というのよ。)、ソ連(ロシア共産党)の言葉と行動はすべて矛盾しているといって過言ではないでしょう。

 この「デタラメの言動」こそが、「共産主義の唯一の真実」なのです!


 ところが、世界の共産主義者と日本国の「左翼・極左主義の人々」は、現在でもこう言って憚らないのです。


 「米国、英国、仏国、日本国などの世界の自由(資本)主義諸国は、自由競争(経済)を人間に強いる、すなわち人間を国家の奴隷にする帝国主義的な《悪徳国家》だ!
 それに比して、旧ソ連(現ロシア)を社会主義の祖国として信仰する、中国(共産党)・北朝鮮などの共産主義諸国は、平和・平等・人権・(人民)民主主義・民族独立・貧困(貧窮)の撲滅・貧富の格差解消などを支援し推進する《善徳国家》である!」と。

 

 さて、小中高生のみなさん、第一回目の「ニュースの解説」いかがでしたか?


 少しは「真実」と「嘘」の見分けができたでしょうか?

拓也2 奈津美、丁寧な説明ありがとう!

 僕自身も大変勉強になったよ。

 解説ご苦労様でした!

  

拓也2 奈津美2さて、 小中高生のみんな、お付き合いありがとうございました。。。

 

 今日の解説はここまでだよ!

 

 初めてだったので、うまく説明できたか自信ないけど、「面白かった」と感じてくれたみんなのリクエストが多ければ、次回も頑張ってみようかな♡
 

 その時は、また応援よろしくお願いね♡


 それでは次のニュースで逢う日まで、忘れずに待っててくださいね♡ 

 それじゃ…Good-Bye

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テーマ:気になったニュース - ジャンル:ニュース

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結城奈津美

Author:結城奈津美
My name is natsumi yuuki.
All work and no play makes Jack a dull boy.
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